おやまのまちまち

4-soudan

4.相談業務

従来の一般問合せ(窓口相談)と専門相談との分類に加え、先達の市民活動団体などが相談相手となるメンター相談の枠組みを作ります。

メンターとは先輩相談者のことで、メンター相談は原則として無償での引き受けとなることから、当センターの運営に対する共感などが不可欠で、その意味で任命に至るまでには多少の時間が必要となるかもしれませんが、機会があるごとに趣旨を説明して相談メンターのお誘いを進めます。

  1. 一般問合せ(窓口相談)
  2. 専門相談
  3. メンター相談
  4. 市民活動・第2創業ワークショップ【自主事業】(参加型の専門相談、応需)
  5. 団体内の各種「担当者」同士のシリーズ座談会(ピアカウンセリングまたは講師招聘)

-1 一般問合せ(窓口相談)

市民活動やボランティアに関することを中心に、一般的な事柄について問合せに応対します。窓口での相談に、そのままお応えすることも含め、即座な対応をいたします。

ジャンルとしては「市民活動の運営」「ボランティアの募集」「登録団体の催事内容や会場への問合せ」「ネットやIT機材の使い方」「館の営業時間やアクセス」などのほか「DV等による急迫な支援先探し」など、様々な相談や問い合わせに応じます。


④-2 専門相談

市民活動やボランティアに関する専門性を要する相談に応じます。あらかじめ問診票にお訊ね事項を書いていただき、それに合わせて準備を行います。

ジャンルとしては「市民活動や事業の立ち上げや閉め方」「市民活動やNPOの会計・経理」「市民活動のより良い運営や関連するIT活用」「広報等の情報発信や関連するIT活用」「ボランティア受け入れプログラムの計画、実施」などを前提としています。協力いただける外部の専門家(プロボノ)についても継続して探していきます。


④-3 メンター相談

各々の登録団体が持つ専門性や経験を生かして、後輩格となる団体に指導やノウハウ提供、ちょっとした困りごと相談をしあえる関係を作ることを目的に、当館の「相談協力団体」を募集し、専門ジャンルごとに相談の応援を求めます。

当館からは無報酬での依頼となりますが、相談をした先とのその後の関係については踏み込みません。また、メーリングリスト等での情報交換の場でもモデレーターとしての役割も期待し、その旨を依頼していきます。

登録団体に対して常に相談協力のお願いをし、相談協力体制を充実してゆきます。


④-4 市民活動・第2創業ワークショップ【自主事業】(参加型の専門相談、応需)

市民活動団体が行う「地域貢献」「社会貢献」型の活動や事業に対する高度化支援の一環として、「④-2専門相談」の枠組みと連携しながら6つのワークショップ「地域の課題を活動に」「地域の必要を仕事に」「自分の得意を活動に」「自分の得意を仕事に」「今の活動への寄付集め」「今ある事業の収益化」を行います。応需にて相談相手団体のための専門相談の一種として行うほか、同じく団体向けの講座形式で実施する前提で周知します。


-5団体内の各種「担当者」同士のシリーズ座談会(ピアカウンセリングまたは講師招聘)

市民活動団体内で分担する業務のうち、広報や経理、労務など多少なりとも専門性が求められる場合に、当人の孤立感を抑えながら交流が生まれ、新しい「やりがい」に結びつくような互いの相談の場を作ることを検討し、まずは「⑥-3広報担当者の座談会」を手始めに実施します。その場を通じて知り合った他団体の方との間で「困りごとを解決」してしまう考え方です。ピアカウンセリング方式と講師招聘方式とを併用します。